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複数店舗のGoogleビジネスプロフィールをまとめて管理する方法
MEO対策
2026.10.04 | 読了目安: 14分

複数店舗のGoogleビジネスプロフィールをまとめて管理する方法

店舗を増やすたびに、Googleビジネスプロフィールも1件ずつ別々に登録してきた、という方は多いのではないでしょうか。2店舗、3店舗と増えてくると、どのアカウントでログインすればいいか分からなくなったり、更新を忘れる店舗が出てきたりしがちです。本記事では、ビジネスプロフィール複数店舗をまとめて管理する方法を、Google公式ヘルプの案内をもとに整理します。

この記事の要点

  • 2店舗以上あるなら、まず「ビジネス拠点グループ」を作るとプロフィールをまとめて管理・共有できます。
  • 10店舗以上の場合は、スプレッドシートを使った一括アップロード・一括オーナー確認が使えます。
  • グループは原則1つにまとめます。ブランドや事業が分かれている場合を除き、複数に分けるとかえって管理が煩雑になります。

ビジネスプロフィール複数店舗の管理方法は、店舗数によって変わる

結論から言うと、複数店舗のGoogleビジネスプロフィールをまとめて管理する方法は1つではなく、店舗数によって向いている機能が変わります。Google ビジネス プロフィール ヘルプは、「ビジネス拠点が10以上ある場合は、一括で追加、オーナー確認、管理できます」と案内する一方、ビジネス拠点グループ自体は「プロフィールが2つ以上ある場合」に作成できるとしています。つまり、2店舗でも使える仕組みと、10店舗以上でないと使えない仕組みが分かれているということです。

店舗数の目安使う機能できること
2店舗以上ビジネス拠点グループすべてのプロフィールを1つのダッシュボードで確認し、1つのスプレッドシートで管理。複数の担当者へ安全にアクセス権を共有
10店舗以上一括アップロード用スプレッドシート全店舗の情報をまとめて登録・更新、一括でのオーナー確認のリクエスト

私たちがこれまでMEO運用で支援してきた業種は、飲食・医療・製造・教育・士業など幅広くあります。業種にかかわらず、店舗数が増えるほどプロフィールごとの管理の手間も比例して増えるため、複数店舗のGoogleビジネスプロフィールをまとめて管理したいというご相談は、業種を問わず寄せられます。

ビジネス拠点グループの作り方と、グループを1つにまとめるべき理由

Google ビジネス プロフィール ヘルプは、複数のプロフィールを同時に管理する場合はビジネス プロフィール マネージャーを使うよう案内しています。作成条件はシンプルで、プロフィールが2つ以上あれば次の手順で作成できます。

ビジネス拠点グループの作成手順

  1. ビジネス プロフィール マネージャーにログインします。
  2. プロフィールが2つ以上ある場合、右上の「グループを作成」を選択します。
  3. ビジネス拠点グループ名を入力します。

グループを作ると、「すべてのプロフィールを1つのダッシュボードで確認し、1つのスプレッドシートで管理できます」。すでにアカウントのユーザー名とパスワードを他のスタッフと共有している場合は、Googleもビジネス拠点グループへの移行を勧めています。パスワードを直接共有するより安全に共同作業ができるためです。

デスクのノートパソコン画面で複数店舗分のビジネスプロフィール管理画面を確認する手元

グループは、ブランド・事業ごとに1つに留めるのが基本

すでに複数の店舗をお持ちの場合、「エリアごとにグループを分けたほうが管理しやすいのでは」と考えたくなるかもしれません。しかしGoogleのヘルプは逆の案内をしています。「作成するビジネス拠点グループは、ビジネスやブランドごとに1つに留めることをおすすめします」とあり、その理由として「1つのスプレッドシートを複数のビジネス拠点グループにインポートしたり、複数のビジネス拠点グループからプロフィール情報をダウンロードして1つのスプレッドシートにまとめたりすることはできません」と説明されています。

グループを複数に分けると、「各グループで個別にスプレッドシートの読み込みが必要になり、1つのダッシュボードですべてのプロフィールを確認できません」。全店舗を一覧で把握したいのであれば、まずは1つのグループにまとめることを基本にしてください。なお、組織内に複数のブランドや部署があり、それぞれ担当者が異なる場合には、ブランド・部署ごとにグループを複数作成すること自体はできます。

オーナーと管理者、誰にどの権限を渡すか

ビジネス拠点グループには、オーナーと管理者という2つの役割があります。複数店舗を複数人で分担して管理する場合は、どちらの役割を誰に渡すかを先に決めておくと、後から権限が足りずに困ることを防げます。

操作オーナー管理者
グループ内のプロフィールを追加・編集・削除するできるできる
別のグループへプロフィールのオーナー権限を譲渡するできるできる
グループにオーナー・管理者を追加・削除するできるできない
グループを削除する・オーナー権限を譲渡するできるできない

メインのオーナーとして設定できるのは1人だけですが、オーナー自体は複数人設定できます。一方で管理者は、「ビジネス拠点グループに他のユーザーを追加したり、グループから削除したりすることはできません」。日々の情報更新だけを任せたいスタッフには管理者権限で十分なケースが多く、グループへの人の出入りを管理する権限まで渡したい相手にはオーナー権限を検討する、という考え方になります。

なお、グループの権限とは別に、個々のビジネスプロフィールそのものにもオーナー・管理者を設定できます。プロフィール単位のオーナー確認そのものでつまずくケースは、オーナー確認ができないGoogleビジネスプロフィールへの対処で詳しく解説しています。

10店舗以上で使う、一括アップロード用スプレッドシートの注意点

店舗数が10以上になると、1件ずつダッシュボードで編集するより、スプレッドシートでまとめて登録・更新するほうが効率的です。ただし、Googleのヘルプが挙げている注意点を知らずに使うと、意図しない形で情報が消えてしまうことがあります。

店舗ごとに「ビジネスコード」を割り振る

一括アップロード用スプレッドシートでは、「ビジネスコードは、スプレッドシートのビジネスごとに指定する必要があります」。ビジネスコードは、スプレッドシート上でどの店舗の情報かをGoogle側が判別するための識別子です。新しいスプレッドシートをアップロードする前には、各店舗に固有のコードが割り当てられていることを確認してください。

空欄の列は「削除」として扱われる

既存のビジネス情報の一部だけを更新したい場合、使わない列はスプレッドシートから削除してかまいません(「ビジネスコード」列は常に必須です)。ただし、「スプレッドシートに列ヘッダーはあるが、そのヘッダーの下に情報がない場合、その列の既存の情報は削除されます」という点には注意が必要です。列ごと削除するのと、列は残して空欄にするのとでは結果が変わるため、更新したくない項目の列は、ヘッダーごとスプレッドシートから取り除いておくのが安全です。

ホテル属性だけはスプレッドシートで更新できない

宿泊施設向けの属性については、「スプレッドシートのアップロードではホテル属性を更新できません。ホテル属性を更新するには、APIとダッシュボードを使用」する必要があります。宿泊業で複数拠点を運営している場合は、ホテル属性だけダッシュボードでの個別対応が必要になる点を見込んでおきましょう。

複数店舗のビジネスコードが書かれた一覧表をペンで指しながら確認する手元の見下ろしカット

スプレッドシートのアップロードだけでは、オーナー確認は完了しない

もう1点見落としやすいのが、「スプレッドシートをアップロードしても、確認のリクエストは送信されません」という点です。一括でオーナー確認を行うには、スプレッドシートに同じビジネスのプロフィールが10件以上含まれている必要があり、重複や停止中のプロフィールはこの最低数にカウントされません。アップロード後、左側メニューの「オーナー確認」から「チェーン」「開始」を選び、フォームに必要事項を入力して送信する、という手順まで進めて、はじめてオーナー確認が始まります。

新しく店舗を増やす場合、その店舗自体のGoogleビジネスプロフィールを一から整える作業も発生します。初期設定でやるべきことは開業したばかりの店舗がまずやるべきMEO初期設定チェックリストにまとめていますので、あわせてご確認ください。

複数店舗のビジネスプロフィールを整えるときのチェックリスト

ここまでの内容を、実際に手を動かす際のチェックリストとしてまとめます。

  • 全店舗がビジネス拠点グループにまとまっているか(ブランド・事業が分かれている場合を除く)
  • 誰がオーナーで、誰が管理者かが決まっているか
  • 一括アップロードを使う場合、全店舗にユニークなビジネスコードが割り振られているか
  • 新しく増えた店舗が、既存のグループに追加されているか
  • 情報を更新したくない列を、空欄ではなく列ごと削除しているか

グループで情報をまとめて管理できるようになったら、次は店舗ごとの写真・投稿の更新も見直してみてください。更新が集客に与える影響はGoogleビジネスプロフィールの写真・投稿更新が集客に与える影響で解説しています。

まとめ:この記事のポイント

  • 2店舗以上はビジネス拠点グループ、10店舗以上は一括アップロード用スプレッドシートが使えます
  • グループは原則1つにまとめ、オーナー・管理者の役割分担を先に決めておきます
  • スプレッドシートは、ビジネスコードの割り振りと空欄列の扱いに注意して使います

店舗ごとにばらばらだったGoogleビジネスプロフィールの管理は、まとめ方さえ押さえれば、1つのダッシュボードで完結させられます。まずは手元のプロフィールが何件あるかを数えるところから始めてみてください。

よくある質問

何店舗からビジネス拠点グループを作成できますか?

A. Google公式ヘルプによると、プロフィールが2つ以上あれば作成できます。10店舗以上といった規模は必要なく、2店舗目ができた時点でグループ化を検討できます。

一括でオーナー確認を行うには、何店舗必要ですか?

A. スプレッドシートに同じビジネスのプロフィールが10件以上含まれている必要があります。重複、停止中、無効になっているプロフィールはこの最低数にカウントされません。

ビジネス拠点グループは複数作ってもよいですか?

A. 作成すること自体は可能で、組織内に複数のブランドや部署があり担当者が異なる場合には複数作成できます。ただし1つのスプレッドシートを複数グループへ読み込むことはできず、ダッシュボードも分かれてしまうため、同一ブランドであれば1つのグループにまとめることをおすすめします。

スプレッドシートで一部の項目だけ更新したいときはどうすればいいですか?

A. 更新しない項目の列は、空欄にするのではなく列ごと削除してください。「ビジネスコード」列だけは常に必須です。列を残したまま空欄にすると、その項目の既存情報が削除されてしまいます。

ホテル属性もスプレッドシートで一括更新できますか?

A. できません。Google公式ヘルプによると、ホテル属性の更新にはAPIとダッシュボードの利用が必要です。宿泊施設を複数運営している場合は、この部分だけ個別の対応が必要になります。


複数店舗のGoogleビジネスプロフィール管理、整理されていますか

「店舗ごとにログイン情報がばらばら」「誰がどのプロフィールを管理しているか分からない」という場合は、私たちCROSS PEAKSにご相談ください。大阪エリアでのMEO運用支援の経験をもとに、グループ化・権限設定・一括アップロードの状況を確認し、管理しやすい状態に整えます。サービス内容の詳細はMEO対策サービスのページでご紹介していますので、あわせてご覧ください。

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