「Googleビジネスプロフィールを登録したのに、オーナー確認がいつまでも終わらない」「確認コードを入力したはずなのに、まだ審査中のまま」——弊社がMEO(Googleマップ経由の集客対策)の運用支援を行う中でも、こうした「オーナー確認できない」という相談を受けることがあります。オーナー確認はビジネス情報を編集・公開するための最初の関門で、ここが止まっていると、口コミ返信や営業時間の更新など、その後の運用がすべて手を付けられない状態になります。この記事では、Google公式ヘルプの情報をもとに、オーナー確認の方法・審査にかかる期間・すでに他のユーザーが管理している場合の対処法を整理します。
この記事の要点
- オーナー確認ができない主な理由は「審査に時間がかかっている(最長5営業日)」「確認コードの入力ミス・期限切れ」「すでに他のユーザーがオーナーとして管理している」の3つに大別できます。
- 確認方法には電話・SMS、メール、郵送、一部の業種向けのライブビデオ通話があり、それぞれ所要期間が異なります。
- すでに他のユーザーが管理しているプロフィールは、オーナー権限をリクエストする手続きで解決できる場合があります。
オーナー確認とは何か?なぜ止まると困るのか?
オーナー確認とは、Googleに対して自分がそのビジネスの実在する管理者であることを証明する手続きのことです。Google公式ヘルプでは、「Google のサービスに表示されるお客様のビジネスの情報(ビジネス名や営業時間など)を編集したり、顧客とやり取りしたりするには、ビジネスのオーナー確認を行う必要があります」と説明されています。つまり、オーナー確認が終わっていない間は、住所や営業時間の修正、口コミへの返信、投稿の作成といった操作が一切できません。
Google公式ヘルプでは、あわせて「Google でビジネスのオーナー確認を行うと、ビジネス プロフィールのオーナー権限を取得し、ビジネス情報が正確であることを確認できます」とも説明されており、オーナー確認はGoogle側にとっても「その情報を出しているのが本当にそのビジネスの関係者かどうか」を担保する仕組みになっています。
弊社がこれまでMEO運用の初期設定支援でご一緒してきた業種は、飲食・不動産・教育・製造・医療・福祉など多岐にわたりますが、オーナー確認の段階でつまずくご相談は特定の業種に偏らず発生します。プロフィールを作成すること自体は数分で終わる一方、確認が完了するまでは「見えているのに自分では何も直せない」状態が続くため、放置せず早めに手順を進めることが大切です。
オーナー確認の方法にはどんな種類があるか?
オーナー確認の方法は1種類ではなく、ビジネスの登録状況や業種によって選べる方法が変わります。管理画面に表示された選択肢の中から、利用できる方法を選んで手続きを進めます。
電話・SMSでの確認
登録した電話番号宛てに確認コードが届く方法です。Google公式ヘルプでは「電話に出るか、コードが記載されたテキスト メッセージを開きます」と案内されており、電話であれば自動音声で読み上げられるコードを、SMSであれば届いたメッセージ内のコードをそのまま入力します。用意されている方法の中では反映が早い部類です。
メールでの確認
登録したメールアドレス宛てに確認の案内が届く方法です。Google公式ヘルプでは「メールに記載されている手順を行います」と説明されています。迷惑メールフォルダに振り分けられていないかも、あわせて確認しておくと安心です。
ライブビデオ通話での確認
Google公式ヘルプでは「ライブビデオ通話による確認ができるのは一部のビジネスに限られています」と説明されており、すべてのビジネスが選べる方法ではありません。案内が表示された場合のみ利用できる、業種を限定した確認方法です。
郵送(はがき)での確認
登録した住所宛てに、確認コードが記載されたはがきが届く方法です。Google公式ヘルプでは「確認コードが郵送されます」「コードは通常14日以内に届きます」と説明されています。他の方法が選べない場合に案内されることが多く、4つの方法の中では最も時間がかかります。
どの方法でも、最終的にはGoogle公式ヘルプの案内どおり「[コード]欄に5桁の確認コードを入力します。[送信]を選択します」という操作で完了します。入力する場所を間違えたり、コードの前後に余計な空白が入ったりすると失敗の原因になるため、届いたコードはそのままコピーして貼り付けるのが確実です。
| 確認方法 | 特徴 | 所要期間の目安 |
|---|---|---|
| 電話・SMS | 登録電話番号にコードが届く | その場ですぐ確認できることが多い |
| メール | 登録メールアドレスに案内が届く | その場ですぐ確認できることが多い |
| ライブビデオ通話 | 一部のビジネスのみ選択可 | 通話時間分 |
| 郵送(はがき) | 登録住所にコード記載のはがきが届く | 通常14日以内に到着 |
審査にはどのくらい時間がかかるか?
確認コードを入力した後、すぐに反映されないケースもあります。Google公式ヘルプでは「オーナー確認の審査には最長で5営業日ほどかかる場合があります」と説明されているため、入力直後に反映されなくても、まずはこの範囲内かどうかを管理画面のステータス表示で確認してください。
あわせて注意したいのが確認コードの有効期限です。Google公式ヘルプでは「オーナー確認コードは30日が経過すると有効期限が切れます」と説明されています。はがきが届くまでに日数がかかる郵送の場合、受け取ってから入力までの間に他の作業で忘れてしまうと期限切れになるため、届いたら早めに手続きを進めることをおすすめします。
待っている間にやってはいけないこと
審査待ちの間に「反映されないから」といって同じビジネスでもう一度プロフィールを作り直してしまうと、後述する重複登録の状態を自分で作ってしまうことになります。審査中は新しいプロフィールを作らず、既存の申請の結果を待つのが基本です。
すでに他のユーザーが管理している場合の対処法
「このビジネスはすでに管理されています」といった趣旨の表示が出て確認手続きに進めない場合、そのプロフィールは別のユーザー(過去の担当者や制作会社など)がすでにオーナーとして管理している状態です。この場合はオーナー確認ではなく、オーナー権限をリクエストする手続きに進みます。
Google公式ヘルプでは、手順として「business.google.com/add にアクセスします」こと、ビジネス情報を入力したうえで「[アクセス権限をリクエスト]を選択します」ことが案内されています。リクエストを送ると、現在のプロフィールのオーナーにメールで通知が届きます。
Google公式ヘルプによると、現在のオーナーは「3日以内に返信する必要」があるとされています。そして「3日が経過しても返信がない場合は、お客様が対象プロフィールのオーナー申請をするという選択が可能な場合があります」とも説明されています。過去の担当者と連絡が取れない、制作会社が廃業しているといった事情で現オーナーからの返信が見込めない場合も、この期限を過ぎれば申請に進める可能性があるということです。

オーナー確認できないときに多いケース
ここまでの内容と重なりますが、実際の相談で多いのは次のようなケースです。
- 開業時にホームページ制作会社や広告代理店が代わりに登録し、そのアカウント情報が現在の担当者に引き継がれていない
- スタッフの退職・異動で、登録に使ったGoogleアカウントのパスワードが分からなくなっている
- 郵送のはがきを待っている間に別の方法を試そうとして、複数の申請が重なってしまっている
いずれも「誰が何のアカウントで登録したか」が分からなくなっていることが根本原因です。複数人で店舗運営に関わっている場合は、どのGoogleアカウントでオーナー確認を行ったかを記録として残しておくと、次に担当が代わったときの混乱を防げます。上記のどの方法を試しても解決しない場合は、Googleのサポートに直接問い合わせることも選択肢になります。

状況別のチェック方法と対処の方向性
ここまでの内容を、状況ごとのチェック方法と対処の方向性として整理すると、以下のようになります。
| 状況 | チェック方法 | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| 確認コード入力後、反映されない | 管理画面のステータス表示を確認 | 最長5営業日以内かどうかを確認して待つ |
| 確認コードが届く前に日数が経った | 郵送の場合は投函日から14日を目安に確認 | 30日の期限内に届いたコードを入力する |
| 「すでに管理されています」と表示される | ビジネスプロフィールマネージャで自分がオーナーか確認 | オーナー権限をリクエストする |
| リクエスト後、現オーナーから応答がない | リクエストから3日経過したか確認 | オーナー申請の選択肢が出ていないか確認する |
まとめ:この記事のポイント
- オーナー確認の方法には電話・SMS・メール・郵送・一部業種向けのライブビデオ通話があり、それぞれ所要期間が異なる
- 審査には最長5営業日、確認コードには30日の有効期限があることを踏まえて手続きを進める
- すでに他のユーザーが管理している場合は、オーナー権限をリクエストする手続きで解決できることがある
オーナー確認は一度完了させてしまえば、その後は運用に集中できる部分です。焦って何度も申請をやり直す前に、今どの段階で止まっているのかを管理画面で確認することから始めてみてください。
よくある質問
オーナー確認の方法は自分で選べますか?
A. 選べる方法は登録状況や業種によって管理画面に表示される選択肢の中から選ぶ形式で、すべての方法が常に選べるわけではありません。電話・SMS・メール・郵送のいずれかが案内されることが多く、ライブビデオ通話は一部のビジネスに限られています。
確認コードを紛失した場合はどうすればよいですか?
A. 確認コードには30日の有効期限があるため、期限を過ぎた場合や紛失した場合は、管理画面から確認方法をあらためて選び直し、コードを再取得してください。
はがきが14日を過ぎても届かない場合はどうすればよいですか?
A. 通常は14日以内に届くとされているため、それを過ぎても届かない場合は、登録した住所に誤りがないかを管理画面で確認したうえで、はがきの再送を申請するか、他に選べる確認方法がないかを確認してください。
過去の担当者と連絡が取れず、オーナー権限をリクエストしても返信が来ません。あきらめるしかありませんか?
A. リクエストから3日が経過しても現オーナーから返信がない場合、オーナー申請ができる選択肢が表示されることがあります。あきらめる前に、リクエストから3日が経過しているかをまず確認してください。
自社での対応が難しい場合、どこに相談すればよいですか?
A. 上記の方法をひととおり試しても解決しない場合は、Googleのサポートに直接問い合わせる方法があります。管理画面の状況を一緒に確認しながら進めたい場合は、MEO運用を専門とする事業者に相談するのも一つの方法です。
「そもそも自分の店がGoogleマップに出てこない」という場合は、オーナー確認以外の原因も考えられます。Googleマップに自分の店が表示されないときの原因と対処法で4つの原因を整理していますので、あわせてご確認ください。開業直後の店舗は開業したばかりの店舗がまずやるべきMEO初期設定チェックリストも参考になります。オーナー確認が終わった後の運用でつまずきやすい営業時間の設定はGoogleビジネスプロフィールの営業時間が変更できないときの原因と対処法で解説しています。MEO対策の具体的な支援内容はMEO対策(Googleビジネスプロフィール運用支援)のページでご紹介しています。
オーナー確認でお困りの方へ
「どの方法を選べばよいか分からない」「申請したのに進まない」という場合は、管理画面の状況を一緒に確認するところから始められます。大阪エリアを中心に、Googleビジネスプロフィールの初期設定から日々の運用まで支援しています。

